【プレママ必見】1人目出産後、マタニティブルーになった私が出産前に知っておきたかったこと
こんにちは~息子のいたずらに手を焼いているmiyoです。
先日はついに眼鏡を壊されました。朝起きたら耳にかけることろ(なんていうんだろ~?)をポキっと折られていました。
・・・・ ちーん
さて気を取り直して・・・
今日は、一人目出産後、マタニティブルーになった私の体験談をまとめます。
あの頃の自分を振り返り「それ、出産前に知りたかった!」をお伝えできればと思います。
- プレママ(妊娠中)の方で、出産に対する不安を少しでも和らげたい人
- 出産前に少しでも赤ちゃんのお世話について知識を増やしておきたい人
まずは、妊娠おめでとうございます!
一人目妊娠中のあなたは、もうすぐ初めての赤ちゃんに会えるのを楽しみにしていますよね♪
臨月が近づくにつれお腹はそれはそれは大きくなって、靴下や下着を履くのも大変になった来ましたね。
腰も痛いし、トイレも近いし、寝返りも打ちにくいし、自分の思うように体を動かせなくて、
「も~~~そろそろ出てきてください!!!」
なんて思ったりしていませんか?
私は一人目の時は9ヶ月後半から、二人目の時は8ヶ月に入ったあたりからそんな風に思って過ごしていたな~
でもね、生まれてからは・・・「あ~妊娠中がラクだったわー」と自分勝手なことを思います。
なぜなら、赤ちゃんには昼も夜も関係ないから!
出かけるのも荷物が増えて一苦労。
睡眠不足? そんなの日常です。
私の場合、産後3か月くらいはアドレナリン(ホルモンね)のおかげで多少の寝不足には対処できたんですけど、そのあとがね・・・辛いこともあったな~
妊娠・出産すると女性の体はホルモンバランスが大きく変わるので無理するのは良くないですよ!
産後のアドレナリン放出もいろいろと影響を及ぼすことがあるようなので注意が必要です。
一人目出産を振り返ってみる
私は2013年の5月に一人目を出産
母が仕事をしていることもあり、里帰り出産を選びました。
妊娠35週から産後3か月の間、実家で過ごしました。
ちょっと帰りすぎだよね・・・旦那かわいそうだったな
一人目はバルーン挿入という方法で陣痛につなげての出産でした。
バルーン挿入とは・・・膣に風船のようなものを挿入し陣痛を誘発することです。
バルーン挿入1日目
午前9時
バルーン挿入 挿入時若干痛かった・・・その後、腰が痛くなってくるが本陣痛につながらず
午後5時頃
バルーンを一度ぬいて休憩
この日は昼食・夕食ともに完食できるくらいの痛みでした。
夜間も眠れるくらいの痛みしかありませんでした。
バルーン挿入2日目
午前8時半頃 再びバルーン挿入
この日は挿入直後は痛くて歩けないくらいでした。
診察台から降りてしばらくうずくまっていました。
医師に抜こうか?と聞かれたけど、「いいです!」と断りました。
(この医師、好きじゃなかったので意地もありました!)
その後、順調に本陣痛~破水~出産という流れで、時間にしておよそ15時間半の出産でした。
私は痛みが腰にくるタイプで、お腹が痛かった記憶はゼロなんです。
とにかく腰が痛くて痛くてひたすらもがき、奇声を発しながら時間が過ぎていきました。
母が横にいて、父は部屋の外にいてずっと私の奇声を聞いてたんだけど、お父さんたぶんビックリしたと思う。
旦那は仕事で生まれるギリギリにきたから聞いてないんだけど、聞かせたいよな聞かれたくないような。
午後9時9分
娘誕生~ もちろん感動したけど「あ~やっとでた~」の方が大きかったです。
旦那も何とか間に合って、彼の到着後1時間で出産となりました。
『お前すごいな!あっという間に産んだな。』
出産後、分娩台で処置を受けている私に向って旦那が放ったこのがこの言葉でした。
怒? 呆?
あのね。その前15時間くらい痛みに耐えてもがいてたんだよ!
まったく!
もがき苦しむ姿を見られるのもイヤだけど、全然見られてなくて簡単に産んだと思われるのはもっと心外!
無事に娘を出産した後の私
出産後、胎盤を出したり傷口の縫合といろいろ処置をされ、2時間ほど分娩台の上で過ごします。
2時間も過ごすの?
とビックリしたあなた、大丈夫ですよ。
なんだかんだであっという間に過ぎます。
私はこの間にカンガルーケアをしてもらいました。
カンガルーケアとは・・・分娩後すぐにママの胸の上で赤ちゃんを抱っこし、哺乳させたり、触れ合ったりしながら、しばらくの間一緒に過ごすケア方法 こそだてハックより
部屋に戻るときは車いすに乗せられました。
貧血でいきなり倒れると大変だから車椅子で移動するんだよ!
二人目産んだあとは貧血でフッラフラでした。車いすじゃなかったら間違いなく倒れてたね。
部屋に戻ると、夕飯が準備してありました。
朝ごはんを食べてから水分以外口にしていないのにお腹は全くすいていなかったので下げてもらいました。
あとは、力を出し切っているので足とがふにゃふにゃになっていましたね。
そして、疲れているはずなのに・・・まったく眠くなかった!
むしろ、目が冴えていて、誰かと話がしたくて妹に電話しました。
はい、これが産後ハイというやつです。
大量のアドレナリンが放出されているのでやたらテンションが高いのです。
私の場合は、出産経験者の妹とお互いの体験談について語り合ったのでお互い様なのですが、産後ハイの状態は他人に迷惑をかける可能性もあるので十分注意が必要なんですよ!
あいつは突然やってくる
あいつとは
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そうです、マタニティブルーです。
産後4日目くらいだったと思います。
娘の姿を見ると涙があふれて止まらなくなりました。
泣き止みたいんですが、自分ではコントロールできない状態で、とにかくずっと泣いてました。
「あ~これがマタニティブルーか~」とわかってはいるけど、とにかく涙があふれて心細くて・・・
夜間の巡回で助産師さんに言われました。
「その涙はあなたがお母さんになった証なんだよ」と・・・
翌日くらいまで突然涙が出るという状態で過ごし、落ち着きを取り戻しました。
新米ママの私は何に不安を感じたのか?
妊娠中って、出産することまでの情報はたくさん目にしますよね。
でも、新生児のお世話については、昼夜関係ないとか赤ちゃんが泣く理由についてとかだったりしませんか?
それはもちろん必要な情報なのですが、それ以外にも知っておきたかった情報があるのです!
出産前に知りたかった情報 その1.
まずは、新生児への栄養のあげ方です。
※以下は私が出産した産院で言われたことを記載しています。
産院によって栄養のあげ方に違いがあると思いますのであくまでも「へぇ~」と参考にする程度にとどめておいてください。
私は一人目と二人目は違う病院で出産しました。
県も違いますが、栄養のあげ方はどちらの院も同じでした。
一人目 娘を産んだあとの話し
母乳を与えていましたが、足りていなかったのかすぐに泣いていました。
とりあえず、またおっぱいを上げるのですが、産後すぐは母乳が出ないんです・・・
(一般的には十分な量の母乳が出るのは産後2週間くらい経ってからと言われているようです。)
私は産後10日くらいから量が増えたかな~ 記憶曖昧ですが・・・
そこで足りない分はミルクを与えないといけないのですが・・・
病院からの説明があいまいだったのと産前の知識がなかったことから、ミルクを与えるという意味がまったく理解できなかったんです。
どういうことかというと、
新生児は1回当たりの授乳で、生後の日数×10mlのミルクや母乳(でれば)を与えないといけないんです。
生後1日 10ml
生後2日 20ml
生後3日 30ml
生後4日 40ml
生後5日 50ml
生後6日 60ml
こんな風に毎日10mlずつ増やしていって、生後1週間で80mlくらいまでは与えても大丈夫と言われました。
ミルクや母乳は3時間置きに与えます。
昼夜は関係ありません。
とにかく、私はこのことをまったく知らなかったので、
「なんでミルクが必要なの?」
「母乳だけじゃダメなの?」
「っていうか、1日どのくらい飲ませればいいの?」
と、????? な状態でした。
そして、産後4日目くらいでようやくその意味を理解しました。
この情報、出産前に知りたかった~ と心底思いました!
この間、娘はあまり出もしないおっぱいを与えられ、お腹はさほど満たされずという状態だったんだよね・・・吸うだけでも疲れるのにね・・・ごめんね。
出産前に知りたかった情報 その2.
新生児は黄疸(おうだん)になりやすいということ。
新生児の場合、生理的黄疸といって珍しいことではないそうです。
(実際、私の二人の子どもと姪っ子は黄疸と診断され治療を受けています。)
黄疸かそうでないかは、生後の血液検査の結果でわかります。
生まれたばかりの赤ちゃんも血をとられるんですよ~娘は足の裏に針を刺されてました! イタタタタっ!
娘は生後4日目(だったかな? ちょっと曖昧)に黄疸と言われ治療することになりました。
24時間光を当てる光線療法です。
↑これが実際に光を当てられている娘さん。
背中に緑の光を放つシートのようなものを入れられています。
この状態でずっと隣にいました。
これ以外にも、保育器の中に入れられて行う光線治療もありますよ。
息子は保育器の中に入れられてました。
この光、ずっとあててると暑いんです。
この光をあてたまま授乳もしていました・・・
夜になると背中から緑の光を放っていてまるで蛍のような娘・・・ホタルックと名付けました。
24時間後には光をあてるのは終わりましたが、様子を見るため入院が1日延びました。
(延びた理由は、病院と家が2時間くらい離れているド田舎だからです。近い場合は退院の数日後に診せに行く場合がほとんどです。二人目のときは退院後診せに行きました。)
その後は問題なかったので無事退院となりました。
新生児の場合、生理的黄疸がほとんどのようですが、注意が必要な場合もあります。
黄疸と診断されると不安になりますが、病院の方が適切に処置してくれるので安心してくださいね。
新生児の黄疸について詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
知らないよりも知っている方が落ち着いて対応できる
私は、新生児へ与える栄養のあげ方を知らなかったことと、黄疸治療中の娘の姿を見たことで感情が一気に爆発して心が追い付かいない状態になり、涙が溢れてきました。
どちらかというと、いろんなことに冷静に対応できる性格なのですが、この時は自分の感情のコントロールがまるで出来ませんでした。
マタニティブルーとはそういうもののようです。
突然、なんの前触れもなくやってきます。
出産後の赤ちゃんのお世話は初めてのことだらけで、不安はつきものです。
特に、生まれてすぐなんてわからない事ばかりで、本当に余裕がありません。
ママも0歳からのスタートですから当たり前です。
私の場合は、出産前に哺乳量や生まれた直後の赤ちゃんの状態について知っていたら、あの時あんなに不安にならなかったかもしれないという思いがあります。
特に新生児にあげるミルクの量については産前の知識として欲しかったです!
まとめ
産後、マタニティブルーを経験した私の体験談をまとめてみました。
与えるミルクの量とか知っていたらマタニティブルーにならなかったのか?と聞かれると、分かりませんとしか言えません。
産後のホルモンバランスはとても不安定なので正解はないと思います。
でも、知っていたらもう少し落ち着いて対処できたかもしれないとは思います。
今回の記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。
妊娠期間は約10か月。つわりから始まり(ない人もいますが)、いろいろと制限されてしまうこともあるとは思いますが、今しかない時間を思いっきり楽しんでくださいね♪
母子ともに健康であることをお祈りいたします☆